情報提供しています。

最近始めたことですが、来ていただくお客様にオリジナルのプリントを渡しています。

 

初回に来ていただいた方に身体のチェックをさせて頂いて、その時に問題になっている筋肉や神経の話をしますが、どうしても医学的な専門知識をもとにしているので、すぐにはイメージがつきづらいはずです。

 

なので、その方のために原因になっている筋肉の解剖のイラストやポイントになる部位だけを載せて、解説のプリントを作って次回来た時に渡して説明するというサービスです。

 

このイメージが付くだけで、その後身体の説明をするときに非常に伝わりやすくなります。

 

聞いている方も、あらかじめ見せてもらった図のイメージがあるので分かりやすくなります。

 

さらに、「あなたの痛みの原因は」という形で「その方だけの」問題点のいくつかの関連を指摘して、全体的に改善していくようになります。

 

身体の痛みの改善や動きを変える方法は、一か所に対してアプローチするだけではなく、他の関節の柔軟性を変えることでもできます。

 

そのためいくつかの問題が一つ一つ理解できて、そのつながりが分かると、どんな改善方法(自己改善のストレッチなど)をすると「どんな意味があるのか」が分かるようになります。

 

そのように理解することが、「自分で改善する」という下地になり、「意味が分かっているから」やるようになるという、「意識を変えていく」作業がまず必要になるはずです。

 

自己改善のためのストレッチや体操は、いま世の中にあふれてきています。

 

テレビや本でも話題のものがあり、それが本当に役に立つものもあれば、その人によってはアレンジしなければいけないものもあります。

 

今日も、ストレッチに関する本を持ってきて、「何をやっていけないのか教えてほしい」という方がいました。

 

何をやってはいけないのかというよりは、「こんなふうにやったほうが効果的ですよ」、「同じ筋肉でもこのやり方があなたにはあっていますよ」という形で教えて差し上げました。

 

この方のように、すでに実施しているという方はもう良くなるまでの道のりが簡単です。

 

でもほとんどの方が「やったことがない」、「やっていてもあまり意識してない」、というパターンで、それはスポーツをしている人や自衛官の方のように身体を使う方でも本当によく聞く言葉です。

 

まずは初めに来ていただいた方には情報提供して「意味を伝え」、意味が分かっているからやる価値があると考えて初めて次の段階の「どんなふうにやればいいか」というところに進めると思います。

 

 

 

昔小学校で給食の時間に、今日のこんだてのメニューの栄養素がどんなふうに身体の役に立つのかを放送していました。

それを聞くと、僕はなぜか給食がおいしく感じました。

 

他にも虫歯菌の写真を見せられると気持ち悪くて歯磨きしたくなる気持ち、

 

将来の年金額の予測を知ると貯金の意識が高まる気持ち、

 

みたいな感じで、情報を知るだけでその行動に価値が感じられるということはありませんか?

 

 

PS.

こちらではただその場での改善だけではなく、長期的に自分で身体をコントロールできる「能力」を身に付けてもらいたいので、その方自体の身体の強さや自己管理能力の向上に力を入れています。

http://world-pt.com/tokucho.html